2010年5月23日日曜日

波乗りのリズムで


Green Room Festival、ついに参戦してきたよ!
日本のサーフフェスの一番でかいヤツ?じゃないかな。
一昨年にNAKIの写真で衝撃を受けてフェスの存在を知ってからというものの、
去年はお金がないというくだらん理由で行かなくて、
そうじゃないぞ!ということを学び、
やっと行ってきたよ。

ずぶ濡れかかってこいスタイルで行ったからカメラ持ってかなくて、
写真がほぼなく、言葉でしか伝えられないのが悔しい。
俺の感想なんかじゃなく、ぜひぜひ来年は参戦ですね。
横浜でも波乗りができますよ。
とても似たBeatを感じることができた。


今日のライブのほうはDachambo、SOIL、Blue King Brown、Rickie-G、Caravanあたりを見れた。
まだまだ見どころありまくりだけど、
フィジカルがついていかない‥‥
普段水慣れしてるところがあるから雨のパーティも逆に面白かったんだけど、
やっぱり無意識下では体力を奪われてるもんで、
予想以上に疲労あり。

けど、ラストのCaravanはよかた、、、
3年前くらい?のタイに行くときに初めて聞いて、
タイではもうずーっとループ再生してた。
そんな彼のライブに初参戦できて嬉しいっす。
ほれたよ、超いい男!
こころなしか女の子率がマジ高くて、
みんなトロ〜ンとした目でライブを聞き入っておりました。
終わる頃にはメンズまでちょっと心奪われてて、
「Caravan付き合ってー!」と絶叫してる野郎までw
男女問わず、びちょ濡れでした。
雨でね。



先月のnbsaのときにも感じたんだけど、
いいフェスの条件みたいなのが垣間見えました。

それは
「ミュージシャンやアーティストが会場をうろうろしてる」
ってこと。
具体的な条件で、いいでしょ。

今日会場内ですれ違った人だけでも、
Caravan、元晴、ヘザーブラウン、NAKI、横山泰介、などなど。
サーフシーン、アートシーン、音シーンでの重鎮たち。
他にももっといたのだろうけど、俺が無知なんでわからんかった。

その距離感じゃないといけないよな。
逆にいえばそこに壁つくって、
ミュージシャン様様って奉ってたら、
それはもう「現場」とは呼びがたいかもしれない。
ある意味仮想的だもん。
メディアのそれと変わらないじゃん。
(勿論ミュージシャンは尊敬してるよ!さげすんで見ろって意味じゃなくてね)

ヘザーブラウンとかはさすが日本で人気があるだけあって、
写真地獄くらってた。だけど笑顔を絶やさないファインプレーでつないでた。
けどけどぉ、写真とかいいや、だって本人そこでウロウロしてるし。
みたいなレベルまで落ちていく(いや、上がっていくか!)と面白くなるよなー!


しかも俺が思うのは、
そういうフェスやパーティやイベントはこの先どんどん増えていくと思う。
「いやいや、今回の新製品は、自宅の部屋にそのままフェスを再現するPCです。現場とはもう画面の中にあるのです」
なんてジョブスがいつプレゼンをするのかはわからないけど、
若干それも待ち遠しいけど、
(そんなダサいコンセプトでAppleが製品つくるわけないか)
でもでも、それでも、
現場はなくならないよなー。
距離と壁の障害をなくせば、自由になる。
すると、今まで以上に現場に文脈を描きやすくなるよね。
ひとりひとりが物語をつくれる。
イベントとしてその先に進める。
うんうん、いいぞいいぞ。


フェス行って踊って楽しかった、明日から仕事だ、ふぁっくー。


みたいなのはイヤだな。
ようはフェスだけ日常から浮いているというか、そこだけの特別な時間。
みたいのは正しいようでちょっと違う気がする。
フェスもパーティも人生の文脈の一部。
そこでもらったインスピレーションがあるから、
今まで以上に自分の仕事で結果をだせたり、
生き方のスタイルをつくりあげられたり、
それを他の人にも伝えてあげたり。
どんどん連なってほしい。
日常レベルまで。
なにを選んでなにを買ってなにに反対してまで。
フェスの影響で、明日スーパーで何を買うかが変わってほしい。
そういう現場づくりがどんどん増えるべき。
そして増やしたい。

自分のGreenRoom、つくっていきましょい。